iPhoneの画面を割ったことがあります、おうち菜園の江里です。
みなさんは、画像共有サービス「Instagram」を使ったことがありますか?特徴的な正方形画像に、奥深い味わいを出すフィルター機能が特徴的で、いまや全世界のユーザー数は2億人。美しい景色を見たり、おいしい料理を楽しんでいるときにパシャっとしたくなるSNSですよね。
その「パシャッ」と投稿した画像1枚で食事の支払いができたら、すごいと思いませんか?そんなレストランがロンドンに期間限定で登場しているんです。
世界初、画像で支払いができるレストラン
ニューヨークの加工食品会社「Birds Eye」が新商品をより多くの人に味わってもらうために考えた方法がこれ。注文した料理をInstagramで撮って投稿すれば、なんと無料で食べれてしまうレストランです。
お客は料理がきたら、食べたい気持ちを抑えてまずは画像をパシャっと。指定のハッシュタグ(#birdseyeinspirations)をつけてInstagramに投稿すれば、目の前の料理は無料に。
突如と現れては期間限定でオープンしては去っていくお店を「ポップアップ・レストラン」と呼びますが、この事例もそう。「Birds Eye」プロデュースのこのお店はまずロンドンに現れ、今後はマンチェスター、リーズとイギリス内を移動していくようです。
抽選で3名にはプロの写真講座が
画像投稿するだけで食事が無料になるだけではなく、さらにラッキーな3名のお客には、無料でプロの写真家のワークショップ参加権が贈られます。その写真家は、食やファッションを中心にフリーで写真家として活動しているノルウェー出身のマルテさん(Marte Marie Forsberg)。
Instgramのフォロワーは18万人にもなり、彼女の写真講座の1回の値段は約4万円(250ポンド)。この特典がいかに魅力的なものであるかがわかります。
SNS上でいいね!やコメントをもらえるのは嬉しいですが、今回の事例のように、もっと別の形で投稿を現実に結ぶつけるのは面白いかも。
例えば、友達同士で特定のハッシュタグ(#わたしの得意料理、とか)を決めて、「これはおいしそう!」と思った友人の家にみんなでお邪魔してごちそうしてもらうとか。もしくは、「料理下手だなぁ」と思った友人の家にみんなでおしかけて料理教室を開くとか。
「画像投稿×日常生活」という軸でこんなふうにアイデアを出していけば、私たちのこれからのSNSとの関わり方がちょっとだけ変わりそうな予感。
みなさんも、もし良いアイデアが浮かんだら教えてください。
(thumbnail image via Daily Mail)
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