泥団子づくり。みなさん、小さい頃に一度は経験されているのではないでしょうか。
泥に水を混ぜ、それを丁寧に手でこねて作ったお団子。たくさんつくって並べたり、お母さんに食べさせようとしたり。子供の頃が懐かしいですよね。
今回開催したワークショップは、そんな懐かしい頃を思い出しつつも、新しい”芽生え”に繋がる体験ができるもの。
題して「緑化ワークショップ 種だんごをつくって放り投げよう!」。おうち菜園が、「種まきしましょう!」という想いを広げるためにはじめたプロジェクトです。
今回は限定10名で小規模に開催。参加いただいた方々と一緒に、好きな野菜の種を入れたピカピカの泥だんごをつくりました。これを土の上に置いて水をあげるだけで、ひょこっと芽が出てくるんですよ!
参加者もそろって、いよいよ開始!
はじめは、僕からおうち菜園についての簡単な説明を。どういう想いでやっているのか、どうしていきたいのか、仲間がほしいよ!などの話をさせていただきました。
今回の参加者は、なんと全員が女性!おうち菜園は今まで特に女性に向けた発信を行ってきたので、これは本当にうれしかったです。(もちろん、男性もウェルカムですよ〜)
種だんごづくりの流れ
今回の種だんごづくりの流れはこんな感じです。まずは土台をつくり、そこから特別な材料をつかって、少しずつ形を整えていきます。
種だんごづくりのステップ7つ
1. 好きな種えらび
2. さら土&さら粘土づくり
3. 土台づくり
4. 整形
5. 乾燥(休憩)
6. さら土の膜づくり
7. さら粘土の膜づくり&磨き
土台となる団子ができたら、周りに膜をつくっていきます。この作業を丁寧にすることで、キレイな種だんごが完成します。コツは、とにかくやさしく触ってあげること。
最初はみんなそうなのですが、途中でだんごがヒビ割れてしまった方も。種だんごづくりって、意外と難しいのです。そんな中で、最初からとてもキレイなだんごをつくった方もいました。
種だんごづくりという”非日常”
種だんごをつくる機会って、普通に生活するなかではあまりないことですよね。それだけに、この”非日常”が楽しかったり、昔を思い出すようで懐かしかったり。
誰かが映画を1本観終わる間に、誰かが種だんごを1個完成させる。そんな風に考えると”2時間”は根気のいる長さのようにも思えますが、これをみんなで一緒にやると、ワクワクに変わるんです。
参加者の声
最後には、参加者の皆さんからこんな言葉をもらい、本当にうれしかったです。
「完成度は気になりませんでした」
「プロセスを楽しめました」
「娘も真剣に楽しんでました」
「種からどんな料理が食べられるかな〜と、想像する時間楽しめました」
「ハプニングも含めておもしろかったです!」
※ハプニング=これは参加者だけの秘密ということで笑
自分でつくった種だんごは、お庭やベランダにまいてもらうために持ち帰っていただきました。芽が出るまでが、ワークショップなんですよ。 皆さんの種だんごがどんな芽を出すのか、これから楽しみです。
素敵な映像もできあがりました
さらに、今回のワークショップの様子を収めた映像も完成しました!撮影・編集いただいた「shocolinJP」の林祥子さん、ありがとうございました!とっても素敵に仕上がっているので、ぜひご覧ください。
「種まきしましょう!」とはじめた今回のワークショップ。
皆さんのおかげで、このプロジェクト自体が、おうち菜園の「食の知的冒険を楽しもうよ!」という想いを広げるための“種まき”になると思えた一日でした。この取り組みを、共感し合える仲間とどんどんやっていきたいです。
僕自身が子供と一緒に何個も種だんごをつくってきているので、ぜひ次は男性の方も!子供がパパと一緒に種だんごつくっているシーン、見てみたいなぁ。
さあ、まだまだ種をまきますよ〜!
食の知的冒険を、みんなで楽しもうよ
— おうち菜園
Profile
- 好きな野菜は、みやま小かぶ。
最近の記事
- 2014.11.05エコロジーパパ、ママ、子供みんなが喜んでくれた!種だんごづくりワークショップ第3回レポート
- 2014.10.09エコロジー参加者のほうが上手!食べれない団子”種だんご”づくりワークショップ第2回目レポート
- 2014.09.23エコロジー【レポート・動画あり】初めての「種だんごづくりワークショップ」を開催しました
- 2014.09.18エコロジー緑を増やそうよ!種だんごを自分達でつくってみました!