皆さんは、シイタケが生えてくるシーンを見たことがありますか?普段スーパーで買うときは、すでに大きく育った状態なので、なかなかお目にかかる機会ってないですよね。
でも、シイタケって家でも育てられるんです。そうすると、とっても小さい頃から育つ様子を観察できるんですよ。
今回は、そんな”おうちシイタケ”の秘密と、新しく商品に加わった栽培キット「お部屋でキノコ」の紹介をします。
シイタケは”菌床”という所で育ちます
キノコには、原木栽培と菌床栽培の2種類の育て方があります。そして、おうちで育てる場合の方法は”菌床栽培”。
“菌床”は、キノコが育つための大切な土台。土のようなものです。粉末にした樹木、米ぬか、ふすま(麦のぬか)、そして水を配合しています。(詳しくはこちら)
これにキノコの菌を植え込んだものだから、”菌床”と呼びます。
“菌”といっても人間に害はないのでご安心を。むしろキノコは、疲労回復や老化防止、ダイエット効果、ガン予防などの効果があるとも言われている、低カロリーの健康的な食べ物です。
1日2回の霧吹きで、シイタケ栽培
皆さんのおうちには、この菌床が届きます。これに毎日1〜2回霧吹きをしてあげると、1週間もすれば、シイタケがどんどん出てきます。
育てるときに特にワクワクするのが、シイタケの芽がでてくるとき。
普段は見ることのない小さな芽の状態から育てることで、収穫のときの味わい方が今までとはちょっと違うものに。ひとつひとつ、大切に食べたくなります。
この体験は、自分で育てた人だけができるもの。
野菜や果物(キノコは菌類ですが)の育つ様子って、普段スーパーで買っているとなかなか見る機会ってないですよね。
そこで例えば、思い出アルバムみたいに「生まれて1日目」「1週間」「1ヵ月」と写真が一緒に並んで売られていたら、「もっと愛着を感じながら買えるのになぁ」なんて思ったり。
これからは、そんな風景も思い浮かべながら食べてみることで、日々の食事の味わい方が少し上質になるかもしれません。
それをさらに自分で育てたら、身体も、そして心も満たされそうですね。
▼ しいたけ栽培キットの詳細・購入はこちら
お部屋でキノコ — おうち菜園公式WEBカタログ
食の知的冒険を、みんなで楽しもうよ
— おうち菜園
Profile
- Twitter:@ouchisaien
- 「生産者は、わたし」そう自慢したい一品があふれる社会を実現したい。そんな想いを持った、家庭菜園ウェブマガジンです。おうち菜園とは
最近の記事
- 2015.09.28アクアポニックス「未来の農業」としての可能性。海外で話題の循環型農法「アクアポニックス」とは
- 2015.09.27アクアポニックス未来の農業「アクアポニックス」の循環の解説ーーバクテリアの働き
- 2015.09.26アクアポニックスアクアポニックスの歴史(古代〜現代)ーー循環型農法の軌跡を1000年前から振り返る
- 2015.09.25アクアポニックス未来の農業「アクアポニックス」で選ばれる代表的な魚3種類