帝人フロンティアとa.a.c.が共同開発したアクアリウム水槽、野菜も同時に栽培

おうち菜園では、今までに何度か「アクアポニックス」という魚と野菜を同時に育てられる農業の形について触れてきました。海外ではすでにこれをベースとした家庭用栽培キットも登場していて、どれも個性的でおもしろいものでした。


関連記事:
家庭でビオトープを楽しめる!米国で登場しているアクアポニックス栽培キット3選


でも実は、日本でもこうしたシステムが登場していたのです。

それが、こちらの縦長の円形水槽。2012年に開催された「施設園芸・植物工場展」で展示されていたもので、ウェブ上でも取り上げられ、かなり話題となりました。

帝人フロンティアとa.a.c.が共同開発したアクアリウム水槽、野菜も同時に栽培

今まで紹介してきたキットと比べて明らかに違うのは、やはりこの円形のフォルム。中心にはグラミーやプラティなどの熱帯魚が鮮やかに泳ぎまわり、その外側にはレタスが元気に育っています。まさに、アクアリウム(魚の飼育)と家庭菜園の合体です。

帝人フロンティアとa.a.c.が共同開発したアクアリウム水槽、野菜も同時に栽培

帝人フロンティアとa.a.c.が共同開発したアクアリウム水槽、野菜も同時に栽培

例えばオフィスの共有スペースや受付に置いたら、いい”癒しの空間”になるでしょう。見るだけではなく”収穫”もできるので、毎月社内で”収穫祭”をやったら社内のコミュニケーション量の増加にも繋がりそうです。

この水槽を制作したのは、大阪に本社をかまえる商社「帝人フロンティア株式会社」で、デザインを含むプロデュースは同じく大阪に拠点を置くアクアリウム会社「エー・エー・シー」が担当しています。

帝人フロンティアとa.a.c.が共同開発したアクアリウム水槽、野菜も同時に栽培

木目調の素材と、その内部で光るライトも印象的

まだ一般販売はされていませんが、今後の動きに期待したいデザインです。

参考リンク:
魚の排泄物を肥料にして野菜栽培もできるアクアリウム – DigInfo TV

いいね!で最新情報をお届けします



もっと菜園アイデアを知りたい人へ