こんにちは!おうち菜園の江里です。最近、ゆで落花生を食べて幸せな気持ちになりました。
18日の土曜日に、埼玉県草加市で開催された地域イベント「心凪祭」にて、おうち菜園としてブース出店をしてきました。
ここでは、「スカイプランター」「ボスケキューブ」「ガーデンブロック」の展示販売も行ったのですが、とにかく人気だったのが、種だんご!
30名限定でワークショップを開催したのですが、次々と子供たちが「ママ、これ作りたい!」「種だんご、もうひとつ作る!」とやってきて、最終的には40名を超える子どもたちに参加してもらいました。
今回は、このときの様子を写真多めでご紹介していきます。11月1日開催の種だんごワークショップの告知も最後にありますので、気になる方は、これを機会にぜひご参加ください!
イベントについて
開催された場所は、草加駅から歩いて5分の距離にある「草加中央防災広場」。
このエリアは子育てママが多いそうで、住宅地に囲まれたこの広い空間で、楽器の演奏、野菜の直売、カフェなどのブースが設置され、地域の人たちで賑わいました。
こちらが、おうち菜園が出店したブース。両隣にはカフェとハチミツの販売屋さん。
ハチミツ屋の成田さんは、日本蜜蜂のハチミツと夏の百花蜜を生産しており、今回、そのお披露目として販売をされていました。
種だんごが、子供たちに大人気!
今回とにかく人気だったのが、子供向けに開催した「種だんごワークショップ」。以前紹介した簡単レシピを参考に、5分でさっと作って持ち帰れる体験を用意しました。
地面にボールを置いて、種はコリアンダー、ルッコラ、小松菜の3種類を用意。おうちでよく食べているのか、小松菜が特に人気でした。
学校でよく泥だんごを作ることがあるのか、ボールに入った土を見ると、「あ、団子!」とすぐに集まってくる子供たち。
「これにね、野菜の種を入れるんだ。そうすると、芽が出てくるんだよ」と説明してあげると、ほぼ全員が「作りたい!」としゃがんで土を触り始めるほどでした。
お菓子と交換、”こどもコイン”
“こどもコイン”は、会場内でしか使えない通貨のようなもの。これを決められたブースに持っていくと、お菓子や飲み物と交換してもらえる仕組みでした。
種だんごワークショップを体験した子どもには、これを1枚あげていたので、「コインほしい!」とお菓子目当てにやってくるお子さんも。
でも、最後には「もうひとつ、作る!」と夢中になり、多い子ではひとりで10個近く作ったケースも。
みんなほんとに、夢中でした。
届けたい人たちに、楽しんでもらえた
こうしてウェブから飛び出して実際に人と接すると、発見がたくさんあります。
特に種だんごについて嬉しかったのは、僕たちが一番届けたいと思っていた子ども達にめいっぱい楽しんでもらえたこと。
自分ひとりで「団子つくりたい!」とやってくる子もいれば、「ママ、あれ作りたい」とお母さんの腕をつかみながら少し離れて見つける子もいて、個性さまざま。
元気な男の子、恥ずかしがりやの女の子、そしてママさんにも種だんごを作ってもらえて、「参加してよかった」と心から思いました。
そしてもっと楽しみなのは、この日生まれた”種だんご”たちが、芽生える日。みんなの団子から元気な芽がでてくるといいなぁ。
種だんごを広げる活動は、まだまだ続いていきます。
食の知的冒険を、みんなで楽しもうよ
— おうち菜園
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