犬派ですが猫も好きですよ、おうち菜園の江里です。
イタリアのデザイナーが「ONIGIRI」という家庭菜園キットをつくっています。名前の通り、”おにぎり”を連想させる三角型の菜園なのですが、これ、天井から吊るすことができるんです。
カーペット素材のDIY吊るし菜園「ONIGIRI」
一枚の布、ひも、そしてウール(土の代わり)を使って自分でつくる菜園。指定されたように布をハサミで切っていくと、あっという間に”天井からぶらさがる菜園”ができあがります。
素材としては、捨てられる予定のカーペットを再利用。よくついている素材表?のシールや布を活用しているそう。
製品の目標として「廃棄物をゼロにする」(the goal of the project is not to have wastes at all.)という想いがあり、社会的にも意味を持つ家庭菜園グッズです。
また、土を使わずに水で野菜を育てる「水耕栽培」を採用しているので、「天井からぽろぽろ土が落ちてくる…」なんて心配もありません。適切な量で水やりをすれば、水もこぼれないでしょう。
「ONIGIRI」は現在、コンテスト型プロジェクト投稿サイト「LaunchBox」にて資金を募集中。まずはここで7月11日まで投票が行われ、ユーザーから選ばれると賞金が与えられるようです。ちなみに、「ONIGIRI」ひとつの値段は20ドルを予定しています。
パーティのデコレーションにも良さそう
画像では観葉植物が主な印象ですが、ハーブ類も育てられそうです。庭やベランダがなくて「家庭菜園の場所がない」と困っている人にも良さそうですが、個人的に浮かんだシーンは”パーティ”。
よくパーティで三角型のデコレーションを吊るしているのを見ますが、これを「ONIGIRI」にしたら、緑で癒やされるし、ハーブだったらよい香りも漂います。最後に、「持ち帰りたい人はどうぞ!」と参加者におみやげとして渡すのも良さそうですね。
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- 「生産者は、わたし」そう自慢したい一品があふれる社会を実現したい。そんな想いを持った、家庭菜園ウェブマガジンです。おうち菜園とは
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