これはすごい!というか本当なの!?たったひとつの種から1355個のトマトを育てたイギリス在住の男性が話題。ギネス世界記録にも登録されました。
コヴェントリー(イギリス、ウェスト・ミッドランズ州)在住の68歳の男性、Surjit Singh Kainthさんが育てたトマトの苗が話題です。
なんと、1株で1355個もの実をつけたことで、ギネス世界記録に登録されたのです!前回の記録(2009年の488個)の3倍近い数にもなり、「いったい、どういう仕組みなんだ!?」という声が世界中であがっています。
はじまりは、去年の4月のこと。娘さんが一般的な園芸店でトマトの種を買ってきたことがきっかけでした。それは「Strawberry shaped tomato」と呼ばれるイチゴ型のトマトの品種で、「ちょっと高いね」とは感じたくらいだそう。
驚異的な成長に気づいたのが、7月頃から。もう本当に信じられないくらいの実りだったそうです。でも、特別な栽培方法を実践したわけではなく、他の野菜と同じように毎日水を与え、肥料をあげただけ。
その結果が、こちら。
いったいどんな要因が重なって、このような世界一の”トマトの木”が生まれたのでしょうか?
おそらく、これから世界中の農業従事者や研究者がSurjitさんの育成環境について調査をするのでしょうが、現時点でわかっているのは、下記のとおり。
・Surjitさんはイギリスの都市、コヴェントリー在住
・トマトの品種は「Strawberry shaped tomato」
・特別な栽培方法はやっていない
・種まきから3ヵ月ほどで驚異的な成長をみせた
・トマトの品種は「Strawberry shaped tomato」
・特別な栽培方法はやっていない
・種まきから3ヵ月ほどで驚異的な成長をみせた
もしこれが解明されれば、例えば家のベランダで収穫できるトマトの量がどーんと増えるかもしれません。もっと広く考えてみると、世界中の飢餓問題の解決策のひとつにもなりそうです。
植物って、まだまだ神秘的な部分が多いですね。
All Photo via Yahoo! News
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