近所にTSUTAYAがありません、おうち菜園の江里です。
以前おうち菜園では、植物も一緒に育成できるライト「Babylon」を紹介しました。キッチンをちょっとした異空間にできる、魅力的なグッズでしたよね。
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そして今回紹介するのも、「照明」と「家庭菜園」をミックスさせたもの。チェコで生まれました。
丸いランプでハーブの生態系を
チェコで生まれた不思議なランプ型菜園「Glasshouse」をつくったのは、チェコ在住のKristýna Pojerováさん。中心に穴が空いていて、それを囲むように植物が育っています。
全体的に丸い形をしていて、これは植物が育ちやすいようにしているのと空気の循環も意識しているそう。これによってランプ内に”小さな生態系”を作り出します。
設置場所のイメージとしては、都市にあるマンションのキッチン。これだったら場所がなくても天井から吊るせば、ちょっとした量の野菜を確保できます。
ちなみに、販売もしているそうで、ひとつ1400ユーロ(20万円弱)。かなりお高い。。
どんどん増える”吊るし型菜園”
おうち菜園では、今まで他にも「boskke」や「ONIGIRI」などいくつかの”吊るし型菜園”を紹介してきました。こうした菜園グッズは、他にもたくさんありそうな気がします。
庭やベランダさえ持っていない人にとっては、こうした暮らしの空間をうまく活用できるものを嬉しいはず。まだまだ発展段階だとは思いますが、これから国内はもちろん、海外でどんな新しい形の家庭菜園が登場してくるのか楽しみです。
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