冬はあまり野菜が育たないので、どうしてもお庭が寂しくなります。そうなると増えてくるのは、使わなくなったプランターたち。皆さん、「かさばるなぁ」なんて思ってはいませんか?
ここ最近の海外の菜園の動きを見ていると、”折りたたみ式”のプランターが増えてきていることに驚きます。
例えば、アメリカやドイツでは折り紙のように組み立てられるプランターが登場していたり、カナダでは水やり機能がついたものまで。
ロンドンからは、ポストカード型の栽培キットも。種が同封されているので、受け取った相手はメッセージはもちろん、プチ菜園デビューもできてしまうアイテムです。
他には、「BACSAC」という特殊な生地で作られたものや、日本ではフェルト生地のプランターを目にすることが最近増えました。
プラスチックや陶器ではない素材が使われることで、”折りたためる”という新しい特徴が生まれているんですね。
家庭菜園をするための場所の確保も大事ですが、楽しくなってくると、つい道具もたくさん買ってしまうもの。大きなスペースを使うプランターを折り畳んでコンパクトに収納できるのは、助かりそうです。
例えば、贈り物の話。もし、ポストに届いた封筒にプランターが入っていたら?家族や友達同士で贈り合って、もっと気軽に家庭菜園がはじめられそうです。
皆さんは、”未来のプランター”についてどんなイメージを浮かべますか?今と10年後では、全く違う形になっているかもしれません。
Photo via Let’s Patch, INFARM, Origami Wall Planter, Another Studio
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