プランターと水槽が合体!おしゃれで環境にもやさしい栽培システムがデザインされています。レストランやホテルのロビーにあったら良さそう。
このタワー型のプランター、よく見ると下に水槽がありますよね?実はこれによって”小さなエコサイクル”が実現されるものなんです。その循環はこんな感じ。
真ん中にパイプのようなものが縦にありますが、まずここに上から生ゴミを投入します。するとそれが徐々に発酵して下の土の中へ。植物の肥料となるんです。
生ゴミから発生したメタンガスは電力として活用され、LEDライトの動力となります。さらに、植物に水やりをすると浄化された水が、下の水槽に流される仕組み。
植物にも、魚にも、人にも、そして地球にもやさしい菜園「eva」です。
植物と魚を同時に育てる栽培方法に「アクアポニックス」というものがあります。「eva」は”エコサイクル”という点でこの農法に近い部分があるのですが、家庭の生ゴミを活用する点がユニークです。
市販の生ゴミ処理機を買うのもよいですが、このように植物や魚も一緒に育てられると、癒しにもなって楽しく地球にやさしくなれそうです。
「植物と魚」の菜園は、これからどんどん増えてきそうな予感。
All photo via Yanko Design
Designer: Francois Hurtaud
Profile
- Twitter:@ouchisaien
- 「生産者は、わたし」そう自慢したい一品があふれる社会を実現したい。そんな想いを持った、家庭菜園ウェブマガジンです。おうち菜園とは
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