ハーブとの出会いに変化を。プレート1つでご近所さんとシェアできる「HerbShare」

どうも、アボカドって素晴らしい、おうち菜園の江里です。

パスタやビザに欠かせないバジル、肉・魚料理に合うローズマリー、ティーやカクテルに入れたいミントなど、日々の暮らしにハーブが加わると癒やされるし、少し贅沢な気分にもなりますよね。

でも、スーパーで小分けパックをその都度買うのは高いし、全部使い切れずにダメにしてしまうことも。だからといって、使いたいハーブを全部家庭で育てるというのも、それはそれで手間。

そんな不満を持っている人にとってピッタリなサービスが、オーストラリアで誕生しているサービス「HerbShare」。

例えば、近所を歩いているときにローズマリーがたくさん育っている家を見かけることはありませんか?「HerbShare」は、そんな近所の”ハーブスポット”を登録・検索して、みんなで”おすそわけ”できるようにするものなんです。

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サービスの使い方はこう。まず、サイト上で登録されている”ハーブスポット”を探します。見つけたら、そこに実際に足を運びましょう。

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近所にあるハーブ菜園マップ

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お目当てのスポットに到着したら、「HerbShare」のマークを探しましょう。それが「どうぞご自由に収穫してください」の印です。

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このプレートが目印

そうしたら、あとは収穫するだけ。もし菜園者が近くにいれば「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。

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いなければ、あとで「こんなおいしい料理ができました!」とシェアすると相手も喜ぶかも。

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もし、あなたも家庭でハーブを育てているなら、ぜひ「HerbShare」にも登録しましょう。登録が完了すると専用のプレートが支給されるので、それを「どうぞ持っていってください」の印としてプランターに差しておきます。

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左は「収穫OK」、右は「ちょっと待って」のサイン

バツ印は、「ちょっと今は収穫は待ってください」の合図。ときにはそんなときもありますよね。プレートを裏返すだけでOKなので、意思表示も簡単です。

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このサービスが素晴らしいのは、ウェブをうまく活用して実世界でのコミュニティに繋げていること。スマホでご近所のハーブを探し、そこに実際に足を運ぶことで会話のきっかけにもなります。「ハーブが安く手に入る!」だけではないのです。

これは、日本でも十分に応用できそうな事例。いきなり直接声をかけるよりも、まずはハーブをきっかけにウェブ上で繋がることで、実際に会ったときの会話がよりスムーズになります。

さらに、その後のフォローとしてのアプリ上にメッセージやコミュニティ機能があれば、どんどん親交が深まってユーザー同士で「今度バーベキューでもしましょう」なんて会話にも発展しそうですね。

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