ハチミツのわずか2%!天然の抗生物質「プロポリス」の意外な歴史から効能

propolis

photo credit: yustina esti

こんにちは。おうち菜園のけんちんです!4歳になる娘がダンス好きであることに気づき、先日バレエ教室の体験レッスンに連れていきました。はじめは嬉しそうだったので喜んでいたのですが、しばらくすると飽きてしまい先生の言うことを聞かなくなってしまいました。。終了後、娘が一言。「ダンス遅すぎ!クレイジーダンスがいいの!」まちがえました。笑

さて、突然ですが皆さんに質問です。プロポリスとローヤルゼリー、実際に古代エジプトでミイラ作りの材料として使われていたのはどっちでしょう?

答えは、プロポリス!

プロポリスでミイラ? 一体どういう関係なのでしょうね。不思議ですがおもしろそうです。ちょっと詳しく見てみましょう。(ローヤルゼリーってなに?と思った方は下記リンクをどうぞ)

関連記事:これを食べたらあなたも女王に!?最強の健康食品”ローヤルゼリー”

ローヤルゼリーは食用、プロポリスは巣を守るもの

ローヤルゼリーはミツバチが食用として作るもの(ハチミツも同じ)であるのに対し、プロポリスはあくまで巣を守るために作るものという大きな違いがあります。

プロポリス

蜂の巣から取り出されたプロポリス – photo credit: Creative Commons

「都市への敵の侵入を防ぐ城壁」という語源の意味の通り、ミツバチはこれを巣の入り口や壁のすき間に塗りつけ、巣の中を清潔に保ったり、雑菌やカビなどの外敵から巣を守ったりしています。これが、“天然の抗生物質”と呼ばれている所以です。

ミイラ保存の防腐剤として使われていた

古代エジプトのメソポタミア文明では、ピラミッド内のミイラを保存するための防腐剤としてプロポリスが使用されていたことが明らかになっています。実はこれと似たような話を僕の養蜂家の師匠から聞いたことがあるんです。

ミツバチがねずみをミイラ化

ある夏の日、巣箱のなかにネズミが入りこんで死んでいたそうです。死骸をそのまま放置しておけば、腐敗して巣の中は雑菌やカビが繁殖してしまいます。でも、ミツバチがネズミを外へ運び出すことは困難。

そのときミツバチは、死骸にプロポリスを塗りつけ、死骸を無菌状態のなかミイラ化させて巣を清潔な状態に保っていたそうなんです。昔の人はこれを見て、「おお!これでミイラが作れるぞ!」なんて思ったのでしょうか。笑

原料は樹木の樹脂や樹液、花粉、蜜蜂の唾液など

プロポリスは、さまざまな樹木の樹脂(ヤニ)や樹液、花粉、ミツバチの唾液、ミツロウなどからできています。人工的につくることはできず、今のところミツバチが作ったものを分けてもらうほかに手に入れる方法はありません。

花粉を集めるみつばち

photo credit: Creative Commons

フラボノイド20種類による抗菌作用

プロポリスの原料となる“樹脂”に、この秘密があります。樹脂は、植物が傷つけられたときに、その傷口を守るために自ら分泌するもの。

そこには、優れた抗菌・抗酸化作用をもつ天然の有機化合物群、フラボノイド(更年期障害・血流改善や生活習慣病予防などの様々な効能がある)が含まれています。なんとプロポリスには、これらが20種類以上も入っているそうです。

プロポリスの効能6つ

世界各地で研究が進められているプロポリス。これまでに科学的に成果のあがった効能は下記6つです。

・アンチエイジング
・肥満、メタボ予防
・血糖値、糖尿の正常化
・花粉症
・かぜ、インフルエンザ予防
・もの忘れ予防(ボケ防止)

参照リンク:みつばち健康科学研究所

はちみつ10キロから採れるのはわずか200g

プロポリスはとても貴重なもの。はちみつが10kgとれた場合のプロポリスは200g、わずか2%ともいわれます。ローヤルゼリーが0.3%なので、これよりは多くは採れますが、貴重なものであることは確か。

なのでお値段も高いのかなーと思ったら、上は数万円から下は二千円程まで。かなりばらつきがあるようです。これは、プロポリスの含有量はもちろんですが、品質に大きな差があることに起因しています。どうやら、プロポリスには”ランク”というものがあるそうなんです。

世界最高品質のプロポリスはブラジル産

湿度の高いアマゾン熱帯雨林では、ミツバチが疾病から身を守るために強力なプロポリスを作ります。これが、”世界最高品質”だと言われている要因。

ブラジルのアマゾン川流域

photo credit: Creative Commons

ただ、ブラジル産プロポリスにもランクがあり、品質に応じて6つ(最高品質のSからEまで)に分けられています。このランクに応じて価格には3倍ほどの差が生まれるそうです。最低のEランクとなると、有効成分の含有がほとんど期待できないとも。しっかりと選びたいですね。

牛乳やヨーグルトと混ぜると食べやすい

正直にいってプロポリスの味は、とても「おいしい!」と言って食べ続けたくなるようなものではありません。苦いし、少し刺激もあります(泣)

味が苦手な方は、牛乳、ジュース、ヨーグルト等と混ぜると食べやすくなります。僕は、ゆずとはちみつのジュースに混ぜて飲んでいます。薬ではないので、基本的にはいつ飲んでも構いませんし、1日の目安量も決まっていません。

***

皆さんもプロポリスを食べたときは、そのお味の感想をぜひ教えてください。もっとおいしい食べ方だってあるかもしれませんし、もしかしたら「これはおいしい!」とうなる絶品プロポリスが世界には眠っているのかも。

いいね!で最新情報をお届けします



もっと菜園アイデアを知りたい人へ