これを食べたらあなたも女王に!?最強の健康食品”ローヤルゼリー”

ハニカム

photo credit: David Blaikie via Flickr

こんにちはっ!おうち菜園のけんちんです!最近の日課は、4歳になる娘への本の読み聞かせ。だけど仕事で帰りが遅くなることも…。そんな時は娘が携帯に電話してくれるのですが、その留守電がかわいくてかわいくて。わざと出ないこともしばしば。笑

さて、今回は“ローヤルゼリー”を紹介します!ローヤルゼリーってイメージ先行型商品だなあって思っていて、「すごい栄養があって高価なもの」という認識はあるけれど、ちゃんと知っている人は少ない気がしているんですよね。

ホントに最強の栄養食だと思っているので、健康に気をつかっている人もそうでない人も、これを読んで興味をもってもらえたらとても嬉しいです。健康第一ですから♪

関連記事:”ほぼ養蜂家”が教えるはちみつの魅力8つ。味の種類から効能、深い歴史まで

はちみつとローヤルゼリーは全くの別物

「ローヤルゼリーって、あの”はちみつ”からつくられるやつ?」これ、ありがちな間違いなんです。。ローヤルゼリーとは、はちみつを食べたミツバチが体内で生成したもので、はちみつとは全くの別物。

当然味もはちみつのように甘くはなくて、むしろとても酸っぱい!ミツバチ達が、母である女王バチのためだけにつくった特別食で、女王は生涯これしか口にしません。

女王バチと働きバチの違いは”ローヤルゼリー”

女王バチの体の大きさは働きバチの2~3倍、寿命は30~40倍にもなり、毎日1500個の卵を産みます。まさに大いなる母!圧倒的な存在感ですね。これを初めて知ったときはぼくもびっくりしたのですが、実は女王バチと働きバチの遺伝子は全く同じ!

つまり、”女王バチの卵”というものはなくて、すべてが働きバチの卵。そしてここから女王が生まれます。

「え?どうやって?」

違いは”食べもの”。そう、ローヤルゼリーです。生まれてすぐにローヤルゼリーを与えられたハチは女王になり、はちみつを与えられたハチは働きバチになるんです。ローヤルゼリーって、一体何者なんでしょうね。

女王バチの幼虫

ローヤルゼリーに包まれた女王バチの幼虫(photo credit: Creative Commons

ローマ法王の命を救ったローヤルゼリー

その効能を語るうえで最もよく知られているのは、1954年ローマ法王ピオ12世が老衰で危篤状態に陥った際、ローヤルゼリーを投与されて死の淵から蘇生、元の健康を取り戻した、というエピソード。

その後、ローマ法王自身が「ローヤルゼリーのおかげで命が助かった」と体験談を発表されたことで、ローヤルゼリーは「不老長寿の秘薬」として日本も含め全世界で一躍注目されるようになりました。

ローヤルゼリーの効能9つ

それから現在に至るまで、世界各地で研究が進められています。これまでに科学的に成果のあがった効能が下記9つ。

・アンチエイジング
・お肌の乾燥・シミ予防
・女性の更年期障害(骨粗しょう症、肩こり、冷え性)
・高血圧
・血糖値
・糖尿正常化
・口内炎
・聴力・耳鳴り
・気分の落ち込み

ローヤルゼリーの効能

photo credit: Luke Lehrfeld via Flickr

母が更年期障害で苦しんでいた時期があったので、その時に知りたかったなあ。

参照リンク:
全国ローヤルゼリー公正取引協議会
みつばち健康化学研究所

おすすめの食べ方

味が苦手な方は、牛乳、ジュース、ヨーグルト等と混ぜると食べやすくなります。熱を加えると成分が壊れてしまうので気をつけてください。薬ではないので、基本的にはいつ飲んでも構いませんし、1日の目安量も決まっていません。

調べたところ、日本健康・栄養食品協会では、500mg~3,000mgを1日の目安としていたので参考までに。

“生もの”なので食べるのは1ヵ月以内に

はちみつが3000年もの間その品質を保つ一方で、ローヤルゼリーは空気・光・温度にとてもデリケート。その鮮度は時間と共に落ち、色も変化してきます。

「生もの」なので、冷蔵庫に保管し出来るだけ1ヶ月以内にはたべましょう。難しい場合は、冷凍保存してください。粉末状の「乾燥ローヤルゼリー」というのも別にあって、こちらは賞味期限が長く保管もしやすいもの。ただし、生ローヤルゼリーに比べると純度や鮮度がまったく違うので、ある程度の効果は下がるかもしれません。

100gグラム8000円以上もする高価食品

ローヤルゼリーはとても貴重なもの。女王バチしか食べないので、はちみつと比べて圧倒的に量が少ないのです。1例をあげると、はちみつが10kgとれた場合のローヤルゼリーは30g、わずか0.3%ともいわれます。

生ローヤルゼリーの場合には、その品質管理にも多くの手間がかかるため、海外産は100gで8000円前後、国産はこの倍ほどもします。簡単には手がだせない値段ですね。現実にかえってしまった方、すみません。。


ローヤルゼリーを一言でいうと「母への愛」でしょうか。その効能については、未だ解明されていないことも多くありますが、ミツバチ達が母(女王バチ)のためだけにつくっているのは間違いのない事実。女王バチが元気に長生きするのもなんだか分かるような気もします。

いいね!で最新情報をお届けします



もっと菜園アイデアを知りたい人へ