ハーブをお風呂に浮かべてリラックスーーローズマリー、タイム、ゼラニウム

ハーブをお風呂に浮かべてリラックスーーローズマリー、タイム、ゼラニウム

Photo credit: Veganbaking.net via Flickr

こんにちは。埼玉県さいたま市 「小庭カフェ」テラス木蓮デザイナーの泉真帆です。

ハーブを生活に取り入れる方法については、最近テレビや雑誌・本などでいろいろと紹介されるようになりました。料理やポプリ、ハーブティーなど、「おしゃれでいいな」と憧れる人も多いのではないでしょうか。

ただ、多くの人がここまで手間をかけられるわけではありません。ハーブティーや薬味として食卓に取りいれても、子供は「苦い」と嫌がることも。

ハーブをお風呂に浮かべてリラックスーーローズマリー、タイム、ゼラニウム

お風呂にハーブを浮かべてリラックス

そこで今回おすすめするのは、刈り込んでお風呂に入れる活用法です。私は特にローズマリー、タイム、ゼラニウムのどれか1種を好んでお風呂に浮かべています。

ローズマリーとタイムは育てやすく、生長すると刈り取れる量が多いです。ゼラニウムは、お風呂に入れると肌がすべすべになるので入浴剤に向いています。(刺激が強くなく、幹が硬くないハーブであれば他の種類でもOKです)

ハーブの刈り取り(収穫)

ハーブは一般的に生育旺盛です。根付いて以降は、(特に地植えの場合は)どんどん増えていきますので、積極的に刈り取りをしていきましょう。

ハーブをお風呂に浮かべてリラックスーーローズマリー、タイム、ゼラニウム

ローズマリーの刈り込み – Photo credit: Maho Izumi

ハーブをお風呂に浮かべてリラックスーーローズマリー、タイム、ゼラニウム

タイム – Photo credit: Alice Henneman via Flickr

ハーブをお風呂に浮かべてリラックスーーローズマリー、タイム、ゼラニウム

こちらはゼラニウム。冬にいったん地上部が枯れるので、今ある緑はぜんぶ刈り取って活用します。お風呂に浮かべると、足のかかとがすべすべに – Photo credit: Maho Izumi

入れる量は洗濯ネットを目安に

刈り取った後は洗って、洗濯ネットに入れてお風呂に浮かべましょう。量はお好みで。洗濯ネットに収まる量であれば問題ありません。

手で揉んでみるとほんのりと芳香が漂い、お湯にうっすらと色が映ってキレイですよ。

ハーブをお風呂に浮かべてリラックスーーローズマリー、タイム、ゼラニウム

そのまま浮かべるのも優雅ですが、袋に入れたほうがあとの掃除は楽です – Photo credit: Living in Monrovia via Flickr

使ったハーブは土に還そう

使い終わったハーブは、できれば捨てないで。庭土の上に置いておけば、下のほうから土に還っていきます。

お風呂ですでに繊維がゆるくなっているので、腐植質に変わりやすく、よい堆肥になります。

オイルとは違い、肌への刺激は少ない

アロマオイルを垂らすことでも同じような体験が得られますが、濃縮されているエッセンシャルオイルとは違い、植物そのものには少量しか精油が含まれていないため、肌への刺激が少ないので安心です。

ハーブをお風呂に浮かべてリラックスーーローズマリー、タイム、ゼラニウム

Photo credit: Shannon Kringen via Flickr

それでも心配な方(敏感肌など)は、まずテストしてから試してみるとよいでしょう。

テストの仕方

たらいなどで少量のハーブ湯をつくり、少し肌につけて刺激を感じないか確認(パッチテスト)します。しょうぶ湯やゆず湯程度のものなので、肌に傷がなければまず大丈夫です。

自分で育てたから感じる”素材の安心感”

お店で購入したのではなく、自分の庭の恵みを活かして使っているので、素材への安心感があります。

そしてもちろん、色と香りが良く、お風呂上がりがしっとりすることで豊かな気分に。

使ったハーブは最後に堆肥にもなるので、ちょっとした循環型の生活を実践できます。

ぜひ一度、お試しください。

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