養蜂デビューしました!道具・ミツバチの購入から巣箱の設置まで

最近の日課は朝7時にカフェに行くこと、おうち菜園の江里です。

おうち菜園では今まで銀座のビルの屋上で養蜂をやっている「銀座ミツバチプロジェクト」や、その香港版とも言える「HK Honey」、3Dプリンターで巣箱を印刷して蜂の危機を救う「Open Source Beehives」などのプロジェクトを紹介してきました。

今までは「こんなプロジェクトがありますよ」という情報発信だけでしたが、これからは僕らの”実践”の内容もお伝えしていけそうです。そう、ついにおうち菜園でもミツバチを飼育しはじめました!

今回は、養蜂に必要な道具やミツバチの購入、そしてそれを設置するまでのことを書いていこうと思います。すでに養蜂をやっている人は「ふ〜ん」と、そうでない人は「こんな風に準備するんだ!」とでも感じてもらえれば嬉しいです。

道具の購入:熊谷養蜂

まず最初に向かった先は、埼玉県深谷市にある養蜂器具販売店「熊谷養蜂」。

熊谷養蜂

店の前にはミツバチの像が

場所はこの辺です▼

店の前にミツバチの像があったり、店内には器具の他にハチミツやローヤルゼリー、書籍やDVDが販売されていたりと、「ミツバチに関するものなら何でもある!」と思ってしまうほどでした。

熊谷養蜂

店内の様子

熊谷養蜂-2

熊谷養蜂-3

ミツバチを落ち着かせるときに使う燻煙器

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ハチミツの販売も

熊谷養蜂-5

養蜂関連の書籍やDVD

ここで購入したアイテムは下記の通り。

・面布(作業中にかぶるネットつき帽子)
・燻煙器(ミツバチを落ち着かせる煙を出す道具)
・麻布(燻煙器用)
・ハイブツール(巣箱チェック時に必要)
・蜂ブラシ(巣箱の掃除用)
・巣脾枠×20枚(蜂が入る枠)

店員さんはとても親切で、「これから養蜂をはじめようと思っているのですが気をつけることがありますか?」と質問したら、丁寧に時間をかけて答えてくれました。

熊谷養蜂-6

私たちの質問に丁寧に答えてくれた社長さん(右)?

「熊谷養蜂」はとても濃く、これだけで1記事書けそうな気がするので、またの機会に詳しく書きます。とりあえず、これから養蜂をやろうと思っている人にとっては、直接話も聞けて心強いスポットです!

蜜蜂の購入:八千代養蜂倶楽部

事前に予約していたミツバチを取りに行った先は、千葉県の養蜂通販「八千代養蜂倶楽部」の倉庫。もちろん発送での受取もできたのですが、今回は直接倉庫まで取りに行くことにしました。

こちらで購入したのは下記の通り。

・西洋ミツバチ5枚群×2(約2万匹)

1枚の巣枠に2000匹のミツバチが入ることを考えると、約2万匹を購入した計算です。これが2つの巣箱に5枚ずつ入っている状態で受け取りました。

八千代養蜂倶楽部

熊谷養蜂-6

巣箱の外側から見えるミツバチたち

「ミツバチは熱いと死んじゃうから、クーラーがんがんにかけて移動してね」と販売者の佐藤さんからアドバイスをいただき、いよいよ設置場所の山へ移動です!

熊谷養蜂-7

佐藤さん(右)と一緒に記念の一枚

西洋ミツバチの購入

いよいよ巣箱の設置

埼玉で道具を、千葉でミツバチを購入し、いよいよ巣箱の設置へ。場所は神奈川県、竹の間をぬって陽の光が注ぐ、なんとも涼しい竹林です。

車での移動でミツバチたちはけっこう神経質になっているので、これを落ち着かせるために巣箱を置いたら最低30分は放置。「もう落ち着いたかな」と思ったら、巣箱に最適な場所を探して設置します。

養蜂、巣箱の設置

ただ、巣箱をそのまま地面に置いてしまうと、虫が侵入しやすかったり、雨に濡れてしまったりと良くないので、ホームセンターで買ってきたブロックを下に敷きました。

養蜂、巣箱をついに設置

そして、買ってきた面布(ネット付帽子)を装着して、ミツバチとの対面準備をします。

養蜂、ミツバチとの対面、防護服

帽子の他に、手袋も装着します

巣箱の横にある入り口を解放して、いよいよミツバチとの初対面!

養蜂、ミツバチの解放

がんばって蜜集めてこいよ〜(To: ミツバチたち)

養蜂、ミツバチの解放

すごく驚いたのは、ミツバチたちの大人しさ。正直、「初日に刺されるかも」とビクビクしていたのですが、そんな心配は必要なく、とても温厚な蜂たちでした。これは、八千代養蜂倶楽部の佐藤さんが大切に育ててくれた証拠。(感謝!)

おうち菜園、養蜂デビュー!

ということで、おうち菜園でも養蜂をやることになりました!これから定期的に山に通いつつ、徐々に経験を積んでいきたいです。もしかしたら、おうち菜園特製のハチミツをおすそ分けできる日がやってくるかも。

養蜂デビュー!

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