リンゴ好きはメモしよう。一緒に保存するとよい野菜・フルーツ [みんなの野菜保存法]

リンゴ好きはメモしよう。一緒に保存するとよい野菜・フルーツ [みんなの野菜保存法]

みんなの野菜保存法について

ちょっとの工夫で野菜や果物がもっとおいしく、長持ちする。そんなアイデアを集め、紹介していきます。

皆さんは、”エチレンガス”を知っていますか?

これは野菜やフルーツ自らが生成するガス。ものによって量は異なりますが、野菜やフルーツは収穫後も呼吸を続けるようにエチレンガスを生成し、どんどん成熟していきます。

これに関連して今回ピックアップするのは、スーパーに行くと必ず売っているフルーツ、リンゴ。これとエチレンガスの関係性を知ることで、より上手に野菜やフルーツを保存できます。

キウイ・バナナを早く熟成させる

エチレンガスの発生が特に多いのが、リンゴです。この特徴を利用して、まだ成熟していない野菜やフルーツを一緒に保存しておけば、熟成が促進されおいしくなります。

例えば、キウイやバナナ。これとリンゴを一緒に保存しておくと、かたいキウイがやわらかく、青いバナナが数日から1週間で黄色に。

リンゴ好きはメモしよう。一緒に保存するとよい野菜・フルーツ [みんなの野菜保存法]

洋ナシも相性のよいフルーツのひとつ – Photo credit: DaveCrosby via Flickr

熟したものと保存するとき

気をつけたいのは、すでに熟したものと一緒に保存するとき。例えば熟したトマトとリンゴを一緒にしてしまうと、熟成が進んで大変なことになります。

そんなときは、別々の場所に保存するか、リンゴを新聞紙でくるんでビニール袋で密閉しましょう。

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熟したトマトと一緒に保存するときは注意

ジャガイモの発芽を防ぐ

またエチレンには、発芽作用を抑制する効果もあるため、ジャガイモとリンゴを一緒に保存をすると、ジャガイモの芽が出ることを抑制してくれます。

これを知っておけば、「ジャガイモから芽が出て食べれなくなってしまった」ということもなくなります。

リンゴ好きはメモしよう。一緒に保存するとよい野菜・フルーツ [みんなの野菜保存法]

最近では、エチレンガスを分解する機能がある冷蔵庫や、吸着・分解してくれる商品もあるようです。

一方で、キュウリやブロッコリーなど、リンゴと一緒に保存すると鮮度が悪くなってしまいものも。ぜひこれらのコツをおさえた上で、自宅の野菜やフルーツをおいしくいただきましょう。

リンゴと相性のよいもの

アボカド
キウイ
洋ナシ
ジャガイモ

リンゴと相性の悪いもの

キュウリ
ブロッコリー
白菜

※アボカド、キウイ、洋ナシは追熟を促進、ジャガイモは発芽作用を抑制。逆にキュウリ、ブロッコリー、白菜と一緒に保存すると鮮度が悪くなりやすいです

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三茶ファーム

三茶ファーム
東京都世田谷区三軒茶屋にある、有機野菜や自然栽培の野菜を販売する八百屋さん。その時期のオススメや野菜にあった調理法をスタッフが解説。管理栄養士スタッフによる、ヘルシーレシピの提供も。特製スムージーも販売中。

営業時間:12時〜21時
定休日 :水曜日
住所  :東京都世田谷区三軒茶屋2-13-16(エコー仲見世商店街)
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