どうも、最近がんばって早起きしてます、おうち菜園の江里です。
僕の高校時代の好きな科目は、「生物」でした。昔から自然や生き物が大好きで、歴史の授業の10倍くらいは熱心に聞いていたのを覚えています。(歴史の先生、ごめんなさい…今は歴史好きです)
ただ、これは10年も前の話。今では、多くの人の手のひらにスマホやタブレットがあり、勉強の方法は多様化しています。特に、画面を触って直感的に操作できるのは学びに良いですよね。
今回紹介するのは、自然の生態系を直感的に学べるアプリ「PLANTS」。画面のドラッグやタップで季節を調整したり、雨を降らせたり、地下を観察したり、植物を植えたりと、子供が遊びながら生態系を学べる仕組みが満載。もちろん、大人がやっても楽しいアプリです。
生態系アプリ「PLANTS」の操作方法
時間を進めたい場合は、右下のダイヤルを操作。これで森が朝から夜に、春から夏に変わっていきます。
画面を横にスワイプすると、普段は見えていない土の中を観察することができます。これで、植物の根を含めた”森の裏舞台”をのぞきましょう。
天気が変わることによって、それが生態系にどう影響しているのかも見てみましょう。雲をダブルタップで雨を降らせ、いっぺんにドラッグすると雷を鳴らし、スワイプすると風を起こすことができます。
他には、植物の種を植えてみたり、キノコの育つ様子を観察したり、森の動物や植物の名前を調べたりと、このアプリひとつで生態系の様々な顔を疑似体験することができます。
デジタルおもちゃを創る「TINYBOP」
このアプリを開発したのは、ブルックリンのクリエイティブチーム「TINYBOP」。現代の技術を活かした子供向けの”デジタルトイ”を世間に生み出しているグループで、ここが制作したアニメーションも素晴らしい。ほんと素敵なので、ぜひ動画を見てみてほしいです。(映像は3分)
静止画像を1コマずつ繋ぎ合わせる「ストップモーション」という手法で制作されたもので、木々や動物ひとつひとつがクラフトで丁寧に作られています。この制作で撮った写真の数は、6000枚にもなるそう。
もちろん、一番大切なのは実際に足を運んで自然を肌で感じること。ここにこそ本当の学びがあるはず。でも、デジタルだからこそできる可能性をこのアプリは示してくれている気がします。
特に、都会に住んでいて子供が自然から離れてしまっている人にはオススメ。アプリでイメージをふくらませてから公園に出掛ければ、子供が感じる”自然への入り口”は何倍にも広がるでしょう。
ダウンロードはこちら。日本語にも対応してます▼
(容量が大きいのでWifiが必要。iPadが一番楽しいかも)
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