インターネットの普及で、私たちの暮らしには”小さな機械”が増え、より身近になりました。スマホ、充電器、Wifiルーター、パソコン、タブレット、DVDドライブなどなど。
一方で、都会に住んでいると自然があまり身近でないことにも気づきます。昔は目の前にあったであろうものが、徒歩で、電車で、ときには車で出かけなくてはいけない距離にあります。
このコンクリート製Wifiルーターが私たちに伝えてくれるのは、機械との付き合い方。そもそも、Wifiルーターって一度設置してしまったら、調子が悪いとき以外は触りませんよね。
そこに植物がプラスされることで、”機械のお世話をする”という新しい体験に。ちゃんと水やりをしないと動いてくれません。
他にも例えばリモコンや掃除機、冷蔵庫など。なくなったら困るけど、日々そこに有り難みはあまり感じていないかもしれない機械たちはたくさんあります。
そうしたものと植物をうまく組み合わせることで、癒しの空間になるのはもちろん、暮らしにもちょっと変化が出てくるはず。
皆さんも、家の中にある機械を一度眺めてみてください。その隣に植物を添えるだけでも、がらっと印象が変わり、暮らしの姿勢にも変化が生まれるかもしれません。
All photo via Slow Internet
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