動かすのも合体させるの自由!南アフリカで生まれた可動式ベンチは、木製パレットを再利用した環境にもやさしいアート。これをきっかけに、街が活気づきました。
南アフリカの首都ヨハネスブルグに突然現れた、こちらの木製ベンチ。これは、「r1.」というストリートアーティストが地元の家具製造業者と組んでつくった作品。街を活気づけるために、もっと創造的なアイデアや交流が生まれる場所にするために考え出されました。
「Brothers in Benches」と名付けれたこちらのベンチは、ぱっと見るとわかるように、木製のパレット(輸送用の台)を再利用してつくられています。1つのベンチは3枚のパレットでつくられていて、これを合計6セット、街にランダムに設置しました。
パレットに車輪をつけることで動かせるようにし、横に広げたり折り曲げたりすることでベンチを好きな形に。さらに、トップには植物を添えることで、癒しや環境への意識も刺激しています。
これをヨハネスブルグの街中に突然設置した結果、多くの市民が「これはなに?」と興味を示し、このベンチをきっかけに様々な場所で出会いや交流が生まれました。
今回の事例では、グリーンはあくまで脇役。でも、そこに緑があることで、無意識に”心地よさ”を感じてしまうのかもしれませんね。
動画もどうぞ▽
All photo via r1.
Project: Brothers in Benches
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