どうも、ミツバチってかわいいですよね、おうち菜園の江里です。
先月の養蜂デビューからそろそろ1ヵ月が経過しようとしています。埼玉で必要な器具をそろえ、千葉でミツバチを約2万匹購入し、気づいたら竹林で週に1回ミツバチたちに会う生活がスタートしています。
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養蜂デビューしました!道具・ミツバチの購入から巣箱の設置まで
巣箱は雑木林を進んだ先にある竹林に置いていて、ここは毎週行くたびに新しいクモの巣が張られているような、生き物が元気な場所。葉っぱの間から差す太陽の光がちょうどよくて、夏はすごく涼しくなりそうです。
巣箱は、5メートルくらいの距離をあけて2個設置しています。ここにそれぞれ1万匹のミツバチが暮らしています。
巣箱の一番上のフタをあけるとこんな感じ。板のようなものが5~6枚入っています。会社でいうと”部署”みたいな感じかも。この板全部を含めた巣箱に、ひとり社長(女王蜂)がいるようなイメージです。
ここに毎週来て、巣箱のフタを開けて、中の板を一枚一枚取り出して、じーっと様子を観察するのですが、このときに色々なことを意識します。
例えば、ちゃんと女王蜂はいるのか?とか、ハチミツはいい感じで生産できているのか?とか。他にもたくさんあるのですが、初心者のぼくはこれを意識するだけで精一杯。
特に、女王蜂の所在を確かめるのは大事なことだったりするのですが、これを「あ、いた!」と何千匹のハチの群れから探し出したときの達成感といったら、もう嬉しい瞬間。社長不在の会社がありえないように、女王蜂不在の巣はありえません。
こちらは、ミツバチのための砂糖水を投入している写真。
「ハチミツを収穫する」というのは、「ミツバチたちが生産した蜜を分けてもらう」と同じ意味なのですが、最初の設置の頃は量が少ないんですね。だから、ぼくらが別でエサ(砂糖水)を与えることもあります。
そんなこんなで「養蜂、本当にはじまったなぁ」ということを感じています。こうしてミツバチに毎週触れ合うと、路上でふと見かけたときの印象が全然違ってきます。
「どこからやってきたの?」「群れからはぐれたの?」「この辺においしい蜜でもあるの?」といったことを考えるようになりました。
おうち菜園の養蜂日記、月に1~2本ペースで更新していければと思っています。ハチミツの初収穫の日、待ち遠しいなぁ。
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