どうも、最近プールで泳ぎたい、おうち菜園の江里です。
こちらの画像、すごいインパクトですよね。なんと車の上にプランターが乗っかっています。
これは、「BACSAC」と呼ばれるフランスで誕生した”呼吸”するプランター。この画像はあくまでパフォーマンスですが、この製品がすごいのは、水を入れてもこぼれないのに(密閉)ちゃんと通気性も確保されている点。だから”呼吸するプランター”と表現したんです。
「バッグみたいなプランターだ!」という驚きもあるかもしれませんが、日本ではフェルト生地を使ったものが登場しています。”バッグ型プランター”はすでに存在しているのです。
でも、フェルト生地では冒頭の画像のようなシチュエーションは成立しません。水やりをしたら、車がびしょびしょになってしまいますから。
まるで畑を切り取ったようなプランター
「BACSAC」には”ジオテキスタイル”と呼ばれる素材が使われているので、密閉性と通気性を同時に実現しています。水が染み出さないから屋内に置いても安心だし、土が呼吸できるので植物も喜ぶデザインです。
例えば、家庭菜園を踏みとどまる要素に「場所がない」というのがあると思いますが、「BACSAC」であればコンクリート上であろうと室内であろうと大丈夫なので、選択肢がぐっと広がります。
ラインアップは、大きさ(2.5~300リットル)から色、形まで様々で、壁に掛けられるタイプも。これは、水がこぼれない構造だからこそ実現できる風景です。
実はすでに日本にも上陸していて、公式カタログによると2.5Lで3675円、5Lで5040円、10Lで8190円といったお値段。ちょっと高めですが、折り畳めるバッグ式だから収納が楽チンだし、受け皿が必要ないから自宅の”菜園コーディネート”のアイデアが広がりそう。
国内にはすでに26もの取り扱い店舗があり、都内を中心に名古屋と福岡にも。気になった方は、実際に足を運んで触ってみると質感がわかって、イメージもふくらむと思います。
「場所がない」という理由で家庭菜園を断念していた方、ぜひチェックしてみてください。
国内の取扱店舗リスト▼
バックサック[Bacsac] | イデアポート
公式サイト▼
Bacsac, la nature est dans le sac
フランス語ですが、こちらの動画もわかりやすいです▼
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