料理に添える、お茶にする、お風呂に入れる、ワインにする、美容に使う、お花として飾るなど、「ハーブ」という植物には様々な暮らしへの取り入れ方があります。
今回は、そんなハーブの魅力について「食べる」「飲む」「調理する」「香る」「美しくなる」「ペットと遊ぶ」と6つをキーワードに活用方法をご紹介。
「この活用法だったら自分に合ってそう!」というものを、ぜひひとつ見つけてみてください。
今回紹介するハーブの活用方法
1. 料理
2. スイーツ
3. ハーブティー
4. スムージー
5. ハーブワイン
6. モヒート
7. ハーブオイル
8. ハーブビネガー
9. フラワーアレンジメント
10. ポプリ・リース
11. アロマバス
12. ヘアケア
13. スキンケア
14. 猫のおもちゃ
食べる
まずぱっと浮かぶのは、料理への活用。肉や魚料理の臭い消しや風味付けはもちろん、見た目も鮮やかにしてくれます。食後のスイーツにだって活用できます。
料理
ローズマリーやセージは肉料理の臭い消し、バジルはパスタの飾りや風味付けなど。サンドイッチにナスタチウムの葉を入れると、それだけで一段と鮮やかな食事にも。
ゴマに似た風味を持つルッコラは、そのまま生でサラダとして食べるのもいいでしょう。ディルを添えたスモークサーモンのマリネもおしゃれ。
スイーツ
ミントやレモンバームは、スイーツに添えるアイテムとしてもよいです。ゼリーや白玉に緑が加わることで、甘みにリフレッシュさが加わります。
新鮮なワイルドストロベリーとローズマリーでジャムを作るのも、贅沢ですね。
飲む
ハーブティーはもちろん、他にもスムージー、さらにはワイン・モヒートなどのお酒として楽しむこともできます。
ハーブティー
疲れたときやイライラしているときは、リフレッシュ効果のあるミント。寝付けないときなど気持ちを落ち着かせたいときは、カモミールを。
他には、レモンを入れると青からピンク色に変化する「マロウ」や、チコリの根を活用すれば、ノンカフェインのコーヒーになります。
スムージー
いつも飲んでいるスムージーに、ちょっとハーブを添えてみてもいいでしょう。
あくまでメインは野菜・果物で、そこに少量のバジル、ミント、ローズマリーの葉を加えれば、忙しい朝でもさっとハーブの取り入れられます。
寒い冬には、食材を入れる前に加熱したり、完成後に温めたりして「ホットスムージー」として飲むとホッとします。
ハーブワイン
ラベンダー、セージ、ローズマリーなどは、ワインにすることも。漬け込むことで色が染まり、味も変わります。赤ワインにはセージを、白ワインにはローズマリーやセージがいいでしょう。
モヒート
ミントはお酒への飾り付けにも。例えば、イエルバブエナは本場キューバでモヒートの材料として使われています。
調理する
料理、ドリンクときたら、今度は調味料に。オリーブオイルやお酢に漬け込めば、色や風味が豊かな調味料のできあがり。
ハーブオイル
オリーブオイルにタイム、オレガノ、バジルを入れれば、パスタ、サラダなどと相性のよいオイルに。パープルオスミンバジルを入れれば、ピンク色にも。
ハーブビネガー
もしくはお酢につけてもOK。ピクルスやマリネなどと相性がよいです。
香る
乾燥させることで、オーガニックな芳香剤に。特にローズマリーは乾燥させても、清涼感強い香りは変わりません。疲れたときのリフレッシュにも。
フラワーアレンジメント
ミント、ラベンダー、カモミールなどを他の花と合わせてアレンジすれば、鮮やかなフラワーに。結婚式用に「ハーブブーケ」を作っても素敵です。
ポプリ・リース
ローズなどと一緒にラベンダーやミントを乾燥させれば、空間にいい香りを漂わせるポプリに。玄関やクリスマス用にリースを作ってもよいでしょう。
美しくなる
そして、特に女性にはうれしい美容への効果も。お風呂に浮かべてリラックスしたり、肌や髪へのケア用のオーガニックアイテムとしても。
アロマバス
ローズマリーは血行促進、ミントはリラックスや発汗作用、バジルは肌を生き生きと蘇らせてくれるなど、お風呂に浮かべて1日の疲れと一緒に効能を取り入れましょう。
ヘアケア
乾燥させたローズマリーの葉5gを熱湯100mlに入れて冷ました抽出液に、リンゴ酢を加えると、髪につやを出し、さらさらにする効果があります。
スキンケア
ラベンダーの抽出液は肌のキメを整えてくれるので、化粧水代わりに。さきほどのローズマリーの抽出液は、ローションとしても使えます。
ペットと遊ぶ
ハーブでペットと遊ぶ?意外かもしれませんが、猫が大好きなハーブがあります。
猫のおもちゃ
キャットニップの香りが大好きな猫は、身体をすりすりしたり、転げ回ったり、愛想が良くなったりと、反応が個性様々。鉢を前にすると顔をつっこみますし、薄手の木綿の袋に乾燥させた葉をつめれば、おもちゃのできあがり。
いかがでしたでしょうか。
ハーブといっても、料理やハーブティーの他に、様々な楽しみ方があります。だから、人それぞれ(ペットにも!)の暮らしにフィットしやすいのです。
今回紹介したのは、ほんの一部。まだまだハーブの世界は奥が深い。これから引き続き、ハーブの楽しみ方アイデアを紹介していきます。
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