窓さえあれば家庭菜園はできる!吸盤でぺたっと貼れるプランター「Window Pods」

卵を1日2個食べたっていいと思います、おうち菜園の江里です。

皆さんは、ハーブなどの植物を窓際で育てたことがありますか?もしくは、今現在育てていますか?

庭やベランダがないと、自然と「じゃあ、窓際を使おう」と考えるものですが、もし大きな地震が起きたら…と考えると、ちょっと落下がこわくもありますよね。

そんな不満を持っている人がいたら、カリフォルニアの男性がつくったこちらのプランターがフィットするはず。だってこれ、そのまま窓に貼り付けられるんですよ。

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窓にくっつけるプランター「Window Pods

「Window Pods」と呼ばれるこちらのプランターは、吸盤で窓にくっつけられるようなデザイン。そこに太陽の光が差し込む窓があれば、ぺたっと貼るだけで菜園の完成です。

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これをつくったベンさん(Ben Shope)は、僕が冒頭で説明したような悩みをまさに持っていて、それがきっかけで「Window Pods」を開発。

ハーブや多肉植物を育てるのが昔から大好きで、それらを窓際で育てていたのですが、ベッドはそのすぐ下に。「これはもし地震が起きたら落ちてきて危ない」と感じ、「そうだ、窓にくっつけられたらいいのではないか」と閃いたそうです。

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「Window Pods」がある暮らしの風景

700人以上、300万円を超えるサポートが

どうやらベンさんと同じように「窓にプランターをくっつけたい!」と思っていた人は他にもたくさんいたよう。米国の大手クラウドファンディングサービス「キックスターター」で支援者を募ると、目標額をあっという間に達成。4月には約3.5万ドル(約350万円)もの資金が「Window Pods」の可能性に集まりました。

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ポットには専用の土とハーブの種などが付属します。現在キックスターター上で予約を受付中で、3つで39ドル、6つで49ドル、12セットは99ドルという値段になっています。

どんどん広がる家庭菜園の場所

今までは庭やベランダがないと家庭菜園をあきらめるケースが多かったのが、ここ数年で変わってきています。今回紹介したプランターはもちろん、壁にマグネット式でくっつけたり、本棚に菜園を入れ込んだりと、今までできなかった場所で菜園ができるようになってきています。

「家庭菜園をやってみたい」という人々の気持ちをいかに前に進めてあげるか、という部分で、これからどんどん素敵な菜園グッズが誕生してくることでしょうね。

皆さんの家の窓際はどうですか?日当りは良好?もしそうなら、いつかそこが癒しの”緑の壁”に変わる日がやってくるのかも。

こちらはマグネット式のプランター▼
真っ白な壁に緑を添えよう。ぺたっと貼れるマグネット式プランター「urbio」

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