多忙と自炊の両立を。スマート真空調理器「Mellow」が実現する上質な食生活

温野菜が大好き、おうち菜園の江里です。

みなさんは、”贅沢な食事”と聞くとどんな食材を思い浮かべますか?赤ワインの牛ステーキからラムチョップ、さらには素材の味をそのまま味わう”野菜ステーキ”なんてものも贅沢ですよね。

でも私たちの生活は、日々の仕事や趣味、家族や恋人との時間で大忙し。食事の大切さをわかってはいても、例えば毎日20時に帰宅してから1時間以上も料理をするのは「自炊したいけど…」と踏みとどまることもあるかと思います。

そんな「食に気を使いたい」と思っていながらも、忙しい毎日との両立に苦労している人にピッタリなグッズが「Mellow」。家族や仕事の時間を犠牲にせずとも手間をかけた食事が楽しめる、画期的なマシンです。

mellow-2

手間はマシンが、あなたは食事を楽しむだけ

サンフランシスコを拠点とするスタートアップ「FNV LABS」が開発中の真空調理器「Mellow」は、寸法が40×15×30cmのコーヒーメーカーサイズ。あなたが忙しくしている間に食材を冷蔵、保温、加熱してくれる、まさに”ロボットシェフ”のような存在です。

4.5リットルの貯水タンクに食材を投入したら、調理方法(2℃〜90℃)、開始時間、食べたい時間を設定すれば、あとは全部機械にお任せでOK。さらに、この設定は専用アプリからいつでも確認と変更ができるので、「今日は早く帰れそう」と思ったらスマホからワンタッチで時間を早められます。

mellow-4

専用アプリの画面

真空調理器を家庭にも

内部にしっかりと熱が通り、食材の旨みも逃がさない”真空調理器”。とても魅力的なグッズですが、この導入先の多くはレストランで、気軽にキッチンに置けるサイズではなかったり、設定が面倒であったりと、家庭にフィットするものはありませんでした。

それを「Mellow」は、そのシンプルなデザインと現代の技術(スマホ)によって、真空調理器を第2ステージにアップデートしたと言っていいかもしれません。

mellow-8

本体にはWifi、冷蔵機能、重さセンサーが内蔵。繰り返し使える真空パックも付属し、一度に6つまで投入することができる

今夜はミディアムレアでいかがですか?

“ロボット”という言葉から「Mellow」のもうひとつの魅力を紹介しましょう。それは、あなたの好みの味を覚えてくれる”人工知能”(AI)。

毎回食後にアプリが「お味はいかがでしたか?」とフィードバックを求めてくるので、それに回答し料理の記録もたまっていくことで、機械がどんどんあなたの舌の好みを覚えていきます。

mellow-3

例えば、毎朝の半熟卵が習慣なのであれば「今朝も食べますか?」、週に1回のステーキを食べるときには「先週はレアだったので今回はミディアムレアで食べてみますか?」といった提案がされるでしょう。

mellow-6

「FNV LABS」共同創業者のZÉ PINTO FERREIRA(左)とCATERINA VIOLANTE(右)

「Mellow」の発売予定は、2015年の前半。現在公式サイト上では予約受付中(米国のみ対応)で、その値段は400ドル。冒頭で触れたような食に関心のある忙しい人にとっては、この値段を払う価値は十分にありそうです。

***

もしぼくが「Mellow」を手に入れたら、色々なソースで温野菜を食べてみたいです。帰りの電車内で「お、いま野菜が調理されてる」とスマホでチェックするのも新しい体験になりそう。

皆さんの食生活はどうですか?「もっと食に気をつかいたい」「ちゃんと自炊したい」と思っていながらも、日々の忙しさにその気持ちが埋もれてしまってはいませんか?

Meet Mellow, The smart sous-vide machine.

興味ある方は動画もどうぞ▼

いいね!で最新情報をお届けします



もっと菜園アイデアを知りたい人へ