「オリーブオイル×和食」レシピを提案する料理番組「The Good Life Recipe」

地中海料理には欠かせない材料、オリーブオイル。さっとサラダにかけるだけで味わいや気分を変えてくれる、異国の料理エッセンスです。

その原料は、”平和”を象徴する木「オリーブ」の実。1000年を超えるとされる長寿の植物で、自分で栽培することも可能。何世代にも渡って大切に育てていきたい木です。

そんな実を絞ってできあがるのが、オリーブオイル。今回紹介するのは、この収穫物の使い方のイメージを広げてくれる料理番組です。

The Good Life Recipe

料理番組「The Good Life Recipe」は、オリーブオイルの楽しみ方を「スペイン」と「和食」をキーワードに伝えるもの。赤堀料理学園の校長、赤堀博美とミシュラン2つ星のスペイン人シェフ、ディエゴ・ゲレロの2人が様々なレシピを提案します。

専用レシピアプリ

番組の専用アプリもリリースされており、視聴者は紹介されたレシピを手元のスマホでいつでも確認、日々の暮らしに取り入れることができます。

専用アプリの画面

スペインと和食

注目すべきなのは、和食との融合。「揚げ物」「煮物」などの調理方法を取り入れているので、日本の人々に合ったレシピを知ることができます。

例えば番組の特設ブログでは、オリーブオイルを使ったスペインコロッケや、シラスを使った特別レシピなどが紹介されています。

撮影中の赤堀博美（左）とディエゴ・ゲレロ（右）

2ヶ月間の限定放映

番組の放映期間は、11月1日から12月31日までの2ヶ月間。テレ朝チャンネル1、テレ朝チャンネル2、BS朝日、LaLa Tv、フジテレビにて現在放映中です。

日本が輸入する80%はスペイン産

実は、日本はオリーブオイルの世界的な消費国。2013年には約5万トンを世界中から輸入、その約80%がスペイン産と言われています。

そのスペインは、オリーブオイルの品質や生産量などにおいては世界的なリーダー。年間平均で140万トンを生産し、その畑面積は250万ヘクタールにも。この広大な土地で約3億本ものオリーブの木が育っています。

熟したオリーブの実

「楽しみ方」をイメージして育てる

この料理番組が教えてくれるのは、素材の楽しみ方の多様性。本来日本にはなかった素材に「和食」をプラスすることで、楽しみ方をぐんと広げています。

こうした発想を持って野菜やハーブを育ててみると、より愛着を持って育てることができそうです。

例えば、トマトなら「鶏肉と一緒に煮込んで夜に家族と食べよう」、ミントなら「朝にハーブティーにして飲んでリラックスしよう」という風に思い浮かべながら育ててみる。

この発想の”オリーブ版”をやっているのが、「The Good Life Recipe」です。

番組は、今年いっぱいまで放映中。年末の特別な一品作りに、ぜひ専用アプリも活用ください。

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