1株の植物を育てるためにデザインされた栽培システム「The Eva Lamp」。水や栄養が足りないときにライトが色で教えてくれる、初心者にやさしいアイテムです。
「The Eva Lamp」は、植物を家で育てることを目的にデザインされたもの。土を使わずに水で育てる”水耕栽培”という方法を採用していて、植物に必要な光、水、栄養をスマートに補給します。
半円の形をしたシステムの真ん中から、ちょこんと植物が育っているイメージで、これなら窓際に置けばたっぷりの太陽光を吸収。LEDライト付きの専用カバーを取り付ければ、光が届かない場所にも置けます。
特にうれしいのは、LEDライトが色で植物の状態を知らせてくれること。青色に光っているときは「水が足りないよ!」という植物のメッセージで、赤色の場合は「栄養が足りないよ!」というサインを出してくれるんです。
このシステムがデザインされたのが2009年というから驚き。まだ一般販売された様子はありませんが、こうしてシステムが「お世話してくださいね」と教えてくれるのは、初心者には特にうれしいですよね。
「Eva」(エヴァ)はヘブライ語で「命」の意味。まさに、植物の命を守ってくれる暖かいライトです。
All photo via The Eva Lamp 2009
Designer: Alex Ward
Profile
- Twitter:@ouchisaien
- 「生産者は、わたし」そう自慢したい一品があふれる社会を実現したい。そんな想いを持った、家庭菜園ウェブマガジンです。おうち菜園とは
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