ドイツ発”オリガミ菜園”。マイクログリーン(若菜)を室内栽培できるキットが登場

どうも、ゴーヤに水をあげすぎて失敗した経験があります、おうち菜園の江里です。

みなさんは、”マイクログリーン”という野菜を知っていますか?これは、種植えから1~2週間経過した若菜のことで、スーパーで見かける豆苗、かいわれ大根などが含まれます。栄養価が高く(ビタミンCなど)、彩りとしてサンドイッチに加えるのにもよい食材です。

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他にはレタス、バジル、ニンジン、ブロッコリー、ケール、ルッコラの若菜などもあります

これらは、トレイ、脱脂綿、種、水があれば簡単に栽培できてしまうのですが、それをすごくオシャレに、しかも日本の折り紙文化を取り入れた栽培キットが登場しています。

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平らなパッケージが瞬時に立体的なキットに

都市菜園に取り組むベルリンのスタートアップ「INFARM」と、スウェーデンのデザイングループ「Tomorrow Machine」によるコラボで生まれた、こちらの栽培キット。折り紙を折るようにパッケージの開け閉めができ、水やりの必要もなく、繰り返しの使用もできる優れもの。

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セット内容:栽培シート、説明書(折り方)、種子、ジェル

注目すべきなのは、キットに付属している「agar-agar powder」と呼ばれる海藻由来のジェル(培地)。植物はここから水分を吸収することができるので、水やりの必要がないのです。

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完全に透明ではない不思議な観察体験

種をまいて3日ほどで発芽、そこから1週間もすれば収穫。中身がぼんやりと観察できるようになっていて食育にもよいし、キット自体がとても軽い(詳しい重さは不明)ので、持ち運びも簡単です。

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「若菜のケーキはいかが?」なんて会話が生まれそう

あくまで料理の脇役ではありますが、それをスタイリッシュに手軽に栽培できるようにしてくれるアイデアです。土を使わないし、場所も取らない、さらには水やりが不要。まさに室内菜園にピッタリな条件。

みなさんは、豆苗やかいわれ大根を自宅で育てたことがありますか?もし今度トライすることがあったら、使うトレイを少しおしゃれにするだけでも収穫の楽しみがアップするかもしれません。

INFARM – Join the urban farming ‘R’evolution

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