家庭菜園をする上で必ずやらなくてはいけないのが、水やり。私たちが水分補給をしないと倒れてしまうように、植物にとっても水は生きる上で必要なものです。
だから毎朝欠かさず観葉植物や野菜の苗に水やりを自分でするのですが、なんとこれを他人任せにしてしまった人がいます。しかも、会ったこともない全くの赤の他人に。
トマトを育てたいので支援してください
21歳のアメリカ人男性、ジョナスさん(Jonas Burke)がクラウドファンディングサービス「Kickstarter」にアップしたプロジェクト名は、「I’m growing tomatoes」(私はトマトを育てています)というシンプルなもの。
ただ、さらに読み進めてみると「このトマトの水やりは皆さんから寄付がされたときだけに行います。トマトの気持ちになってみてください!」とちょっと挑発的な言葉が続きます。ということは、サポーターがいなかったらこのトマトは枯れてしまうということに…
サポーターへの特典内容は、例えば1ドルの支援で水やり、2ドルで育成状況のシェア、5ドルで名付けの権利、35ドルで収穫物の使い方を決める権利といった具合。最大の50ドルを支援すれば、苗を郵送してくれるそう。
この記事を書いてる時点(2014年8月2日)では、すでに目標金額の50ドルを達成。サポーターは合計3名で、なんとひとりが50ドルを支援しています。
他人の良心で育ったトマト
普通は自分でやるべき水やりをあえて他人に任せたジョナスさん。「もしも支援者がいなかったら…」と考えるとかわいそうですが、結果的に目標は達成していますし、アイデアはとてもユニークです。
例えば「○○をしてくれたら水やりをします」というフォーマットに、色々な単語を当てはめてみるとおもしろいアイデアが生まれるかもしれません。
これによって自分だけの栽培作業がみんなと共有され、そこに”物語”が生まれることで、植物により愛着がわきそうですね。
Kickstarterを活用したこんな事例も▽
「ポテトサラダ作ります」で一躍有名になった男性。料理中に5000人の名前を叫ぶことに
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