未来の家に行ってみたら、そこには緑の壁が、タワーが、トンネルが。そんな暮らしを、韓国人のデザイナーが構想しています。
韓国人のデザイナーが「Home, Green Home」と名付けた、こちらの家庭用栽培システム。これを設置すれば、例え身近に緑がなくても、自宅を”グリーンな暮らし”に変えることができそうです。
「Home, Green Home」は5つのシステムで構成されており、これらが家の壁や床をグリーンな空間に変えてくれます。さらに、自動栽培システムでもあるので、植物にとって最適な育成環境を常にキープしてくれるんです。
そして極めつけは、緑のトンネル!内部全体がスクリーンになっているので、ここで例えば屋久島の映像と音を流したら、ちょっとした”森の散歩”が自分の家で体験できちゃうのです。
画像では野菜やハーブを育てている様子はありませんが、ハーブや葉もの野菜、トマトだったら育てることもできそうです。特に、床に植物を敷き詰める、というアイデアは斬新!ありそうでなかったシステムです。
みなさんは、どのシステムだったら自宅に合いそうですか?もしもここまで環境が整ってきたら、「室内菜園」という言葉がもっと身近になっていきそうですね。
All photo via Yanko Design
Designer: Jeiyong Chun
Profile
- Twitter:@ouchisaien
- 「生産者は、わたし」そう自慢したい一品があふれる社会を実現したい。そんな想いを持った、家庭菜園ウェブマガジンです。おうち菜園とは
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