ガーデニング・家庭菜園用のプランターを探していると、たまに出てくる”テラコッタ”という単語。これはイタリア語で「焼いた土」という意味で、主に素焼きの鉢を指しています。
そのなかでも茶色のものを日本では”テラコッタ”と呼んでいるそうで、通気性が良い、劣化しても味が出て見栄えが良い、などのメリットがあります。
そんな素材で作られたプランターは世界にたくさん存在するのですが、今回紹介するのは、形がとても美しいもの。
数学的な美しさを持つプランター「Geometric Pot」
このプランターをデザインしたのは、イギリスのプロダクトデザイナー、ニックさん(Nick Fraser)。2007年から本格的な活動を開始し、老浦百貨店「リバティ」やファッションブランド「ポールスミス」、Google等の企業とのコラボ経験を持つデザイナーです。
そんな超売れっ子のデザイナーがつくったプランターは、角張っているのにどこか美しい、そんな不思議な魅力を持っています。
ニックさんは、このプランターは特にハーブの栽培に良いと感じているようで、画像ではバジル、ローズマリーなどが植わっています。
もちろん、プランターとしての機能もしっかりしています。冒頭で触れた”テラコッタ”の鉢なので、通気性は良く、色合いもハーブの緑がより一層映えるもの。
他には、上部を白く塗ったバリエーションも。これだったら、おしゃれな家具が置いてある部屋でも違和感なく置けそうです。
ハーブってスーパーで買うと割高ですし、少しだけ欲しい人にとっては量が多すぎることもありますよね。結果的に、1回で使い切れずに残りを枯らしてしまったりも。。
そんな人は、1つだけでもいいのでハーブの鉢が家にあるとよいかも。必要なときに、必要な量だけを収穫。さらにプランターまでこんなにおしゃれだったら、インテリアのアイテムとしても活躍しそうです。
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