落ちているつけまつげを発見して「む、ムカデ!」とビビったことがあります、おうち菜園の江里です。
皆さんは、毎日出る生ゴミをどうしていますか?そのまま捨てる他に、堆肥化(コンポスト)して再利用するアイデアもありますが、なかなか手間がかかりますよね。。
でも、アメリカ・インディアナ州で去年誕生した菜園「Garden Tower」をつかえば、今まで捨てる一方だった生ゴミが野菜やハーブに”おいしく”変化するかも。しかもこれ、高齢者にも良さそうなデザインなんです。
生ゴミを50種類の野菜に
なんといっても一番の特徴は、縦に長いデザイン。白い筒に50個の穴が空けられ、ここから野菜やハーブ、花が生えてくる仕組みです。今までの家庭菜園が地面に植える”横型”だったことを考えると、斬新すぎるデザイン。これなら、スペースも有効活用できそう。
中心にはもう1本パイプが縦に通っていて、ここに毎日上から生ゴミを投入します。このパイプの周りに土が入り、ここをミミズが行き来することで生ゴミの分解が進み、堆肥化したものが下から出てきます。
毎日の生ゴミを再利用できるというのは、ゴミの削減にもなって環境にいい。ただ、個人的に一番ぐっと感じるのは、この”縦型”デザイン。
目線を落とさない家庭菜園
通常の家庭菜園だと、種まきから収穫まで低姿勢でやらなくてはいけません。これは当たり前といえば当たり前なのですが、腰に負担がかかります。
でも、「Garden Tower」のような立体的な菜園であれば、立ったまま収穫ができます。これは腰痛持ちの僕としては、地味ですがとってもうれしいこと。
さらには、観察の視点も変わりそう。地面に野菜が育っているとどうしても目線が下がってしまいますが、これだった周囲360度から観察できるし、目線も普段の位置から落とさずに済みます。2~3人で一緒に作業するのが楽しそう。
もちろん、一般家庭にもよいと思いますが、他にもビルの屋上やカフェなど様々な場所に置けそうです。例えば、喫茶店で出されるハーブティーのミントが席のすぐ横で収穫されている、なんてちょっと見てみたい未来。
「場所がない」「腰の負担が不安」と感じている人には、まさにフィットしそうなデザインです。このデザインを応用すれば、家の窓際や縁側に気軽に置ける、そんな素敵な栽培キットがつくれるかも。
皆さんは、このような”縦型”菜園についてどう思いますか?
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