テーブル、イス、ベッド、ソファなど。こうした家具は私たちの暮らしにとても密着している反面、身近すぎてあまり”使っている”という感覚さえもないかもしれません。
でも、ここにグリーンを添えたら接し方が変わると思いませんか?例えばテーブルで勉強中に、ちょっと植物を眺めてリラックス。そんな瞬間が家の中で増えそうです。
アメリカ・ニュージャージー州にあるスタジオ「opiary」が制作しているのは、植物の存在がぐっと近くなりそうな家具たち。
雨やサビに強い素材でつくられているので、屋内はもちろん、外に置いて大丈夫。植物に水が行き渡るようなデザインになっているので、「手入れが不安…」という人でも安心です。あくまで植物は脇役として、そっと添えられているのも特徴的。
こうした”グリーン家具”(と呼んでみます)は、もっと増えていってもいいかもしれません。家のお庭や近くの公園で触れていた自然が、今後は”家の中”にやってこれば、植物に対する考え方がちょっと変わるかも。
例えば、以前紹介した日本の”菜園住宅“は、この距離感を考えるうえですばらしい事例でした。他には、「Babylon」という植物が育てられるライトもありました。
一度、家にあるイスやテーブルを眺めてみてください。それをどんな基準で選びましたか?そこにちょっとだけでも緑が添えられることで、日々の暮らしががらっと変わるかもしれません。
All photo via opiary
Product: Eero, Drillium, Queen Anne, Terraform Furniture
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