どうも、昔よく水彩画を描いてました、おうち菜園の江里です。
前回、「シイタケをじっくり観察してみると新しい発見があるよね」というような記事を書きました。ヒダの曲線が美しかったり、変わった形が逆に個性となって愛くるしかったり、そんな発見がありましたよね。
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そして今回は、世界中から様々なキノコの”ヒダアート”を集めてみました。自然が作り出したパターンというのは美しくて、「これは迷路?」「ビッグバンみたい」「カールしてるなぁ」といった発言をしたくなる画像になりました。
ちなみに、最初の2枚のキノコは種類がわかったのですが、それ以降はわからず。。もし詳しい人がいたら教えてください!
こちらは、北米から中米、東アジアなどに自生している「ラクタリウス・インディゴ」(和名:ルリハツタケ)と呼ばれるキノコ。空気に触れるとこの鮮やかな青が緑色へと変化するそうで、しかも食用だとか。引き込まれる色だなぁ。
上に登るような曲線と淡いピンク色が印象的なこちらのキノコは、「ピンク・オイスター・マッシュルーム」(和名:トキイロヒラタケ)と呼ばれるもの。こちらも食用で、火を通してもこの鮮やかさは変わらないとか。
詳しい品種は不明ですが、こちらもヒラタケのよう。光の角度の関係なのか、もともとの色なのか、オレンジがかったヒダが印象的です。下からぐんぐん伸びていく勢いが感じられます。
焼いた跡なのか、ちょっと黒くなっているキノコ。ヒダが直線になっていなくて、まるで炎のように上に上がっていく感じがおもしろいですね。
またまた美しいオレンジ系のキノコ。これもヒラタケなのでしょうか。ヒダがまっすぐ綺麗に端に向かって走っていて、見ていて気持ちがいいくらい。
真っ白な色とカールがかったヒダが特徴的。キノコの社会では、「クセのあるやつ」という感じで呼ばれているような気がしました。
これはすごい。まるでビッグバンでも起こったような印象をうけるヒダ写真。真ん中の部分を切って撮った写真なのでしょうか。今までのヒダで一番直線的です。性格に迷いがなさそう。
こちらも直線的ですが、色は黄色とオレンジの間くらい。ヒダが上に伸びているので、こういう種類のキノコは上から眺めてもヒダが確認できそうですね。
どんどん引き込まれていきそうな、こちらのヒダの渦写真。キノコ社会でいうと「優柔不断」「人を巻き込むのがうまい」みたいな印象を持たれていそう。これをズームアウトすると、どんなキノコが映るのだろう。
これはキノコのどの部分なのでしょうか。ヒダが中心で途切れています。これこそ上から下までで迷路みたいなゲームができそうな画像。この画像で種類をあてられる人がいたらすごいなぁ。
最後は、蛍光色ともいえる色合いのヒダ。しかも、形がくずれていなくてとても綺麗です。やはり、キノコが光りを当てるとその本来の輝きを見せてくれるのでしょうか。同じ種類のキノコでも、光のテクニックで美しくも地味にもなりそう。
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