韓国人のデザイナー、Jeong Kimさんがデザインした「The Sweet Pot」と呼ばれるプランター。下をよく見てみると、水受け皿にも植物が。
“水受け皿”というと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?プランターからあふれた水を受け止めてくれる大切な役割がありますが、どちらかというと”脇役”ですよね。
でも、ここで植物を育ててしまっているのが、今回紹介するデザイン。まるでメインが2階、下の水受け皿が1階、という感じになっていて、家の緑により深みがでそうです。
今回のデザインは、新しいものを加えたのではなく、すでにあるものの”新しい使い方”を提案しているもの。この発想のほうがお金があまりかからないし、資源の再利用ということで環境にもやさしい。
以前紹介したガラスプランターや自転車のサドルも、これに通じる発想です。すでにある素材の使い方を考え直すことで環境的な課題も解決して、暮らしにグリーンも添えてくれています。
皆さんの暮らしにも、”そこにあるようで気づいていないもの”はありませんか?その使い方を改めて考えてみることで、新しい緑を増やすことができるかも。
All photo via Yanko Design
Designer: Jeong Kim
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