“コルク”と聞いて私たちが想像するのは、ワインやボード、もしくはコースター。でも、これを使って生まれた美しいプランターがあります。
カリフォルニアのデザイナー、メラニーさん(Melanie Abrantes)さんが作ったコルク製プランター「CORK PLANTER」の曲線がやわらかくて、とても美しいです。ぱっと見て「コルクだ」とわかるのに、なんだか不思議な魅力を放っています。
この鉢は、サボテンなどの多肉植物専用。軽いのはもちろん、コルクの色合いが周囲の雰囲気に自然にとけ込みます。
メラニーさんは、「機能的で美しいモノを時間をかけてつくりたい」という想いを強く持っていて、その結果として、自然な素材(コルク)をつかったプランターを、じっくり生み出しました。
プランターの表面は、蜜蠟(ミツバチが出す油のようなもの)で加工。その他の素材に関しては地元で集めるようにして、CO2を削減。この美しいフォルムには環境的なメッセージも込められているんです。
ちなみにコルクは、北アフリカなどに分布する”コルクガシ”の樹皮から採れるもの。組織を痛めないように毎回はがされ、1本の木から一生で20回ほど採れるそうです。そのほとんど(全世界の50%!)がポルトガル産。
「CORK PLANTER」の値段はサイズによりますが、ひとつ20〜60ドル。小さいタイプで横幅7cm、大きいもので19cmほど。全てハンドメイドなので、同じ形はひとつとしてありません。公式ストアで発売中。
All photo via Melanie Abrantes
Designer: Melanie Abrantes
Product: CORK PLANTERS
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