カットの位置、素材、色。瓶を加工してできあがった美しい花瓶「tranSglass」

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© Artecnica

どうも、情報収集が趣味なおうち菜園の江里です。

「ちょっとした植物を育てたい」と思ったとき、その容器としてまず思い浮かぶのが”プランター”。高価なものではないし、大きさやデザインも様々なので、自分好みのものが見つかる可能性も高いですよね。

でも、今回紹介するアイデアを知っておけば、身近な資源を再利用して容器が作れちゃうかも。しかもこれがすごくスタイリッシュなんです。

色鮮やかな瓶でできた花瓶「tranSglass®

ロサンゼルスのデザイン企業「Artecnica」がデザイナーとコラボレーションして創ったのは、瓶を利用した花瓶。とても洗練されたデザインで、「むしろ花瓶のために創られた瓶?」と疑うほどの完成度です。

例えばこちらは、瓶の上の部分を斜めにカットしたもの。素材自体もユニークで、中が少しだけ透けて見えるスタイル。

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微妙な反りを残した切れ目の位置が絶妙。プロの技です。 © Artecnica

こちらはちょっと硬度な加工。上部を切って、さらに下に楕円形の穴を開けています。

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© Artecnica

今度は2つの瓶を上下にくっつけたようなデザイン。これはプロだからこそできる技。1ミリでもずれたら、ここまでピッタリはまらなそうです。

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© Artecnica

そしてこれが一番ユニークなデザイン。まるで”しずく”を表現するように瓶の両側が加工されています。

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© Artecnica

瓶のデザインの多様性

日本酒やウィスキー、ワインを飲む人ならわかると思いますが、瓶のデザインって本当に色々あります。その違いは、形、色、素材など。そのどれを加工するかで、花瓶になったときの表情も変わります。

様々なボトルデザイン

photo credit: VFS Digital Design via Flickr

もちろん、今回紹介したのはプロのデザイナーが制作したもので、素人にガラスの加工は難しいです。ただ、こうした身近な資源を再利用することで、ここまでかっこいいアイテムが出来上がるんだ!という発見でもあります。

ぜひ今度、家に転がっている”資源”を確認してみてください。そのなかに、ちょっと工夫するだけでプランターに早変わりするような”お宝”があるかも。

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