おうち菜園の読者の皆さま、はじめまして、野菜ソムリエ・ハーブコーディネーターの保田(やすだ)まり子と申します。
現在は、名古屋で旬の野菜やハーブを使った料理教室を主宰、他に外部施設にて食育活動も行っており、子供にも野菜やハーブを親しんでいただきたいと思っています。
初回は、ローズマリーといちごを使ったジャムの簡単レシピを紹介。ちょっとした手間を加えるだけで、子供も楽しくおいしく味わえるので、ぜひお試しください。
ローズマリーといちごのジャム
材料:
ローズマリー 新鮮なもの一枝
いちご(正味) 250g
砂糖 120g
レモン汁 大さじ1
作り方
1. いちごのヘタを取り、柔らかい布などで優しく拭く
2. いちごと砂糖をボールに入れ、木べらで混ぜる
3. 混ぜたものを30分ほど置いておく
(いちごから水分が出てきます)
4. レモン汁を入れて再度混ぜて、ローズマリーを入れる
5. 中弱火にかけ、途中アクを取りながら1時間程加熱する
(ローズマリーは30分加熱したら取り出します)
6. 予め煮沸しておいた瓶に出来上がったジャムを入れて出来上がり
ポイント
・子供へはいちごのヘタを取る。
・いちごは水で洗わず布で拭く。(洗うと美味しさが半減してしまいます)
・砂糖といちごを木べらで混ぜる。
・新鮮なローズマリーの枝を摘む。
殺菌効果にも期待のローズマリー
春の時期に最も成長するローズマリーですが、 寒さや乾いた暑さにも比較的強く、周年活用できる頼もしいハーブです。高貴でシャープな香りが特徴的で、殺菌力にも優れているので殺菌効果も期待できます。
ビタミンCが豊富ないちご
いちごはハウス栽培のものが今旬をむかえています。ビタミンCが豊富なので風邪が流行っている冬の時期は、とくに積極的に摂りたいフルーツのひとつです。(露地栽培の旬は4、5月頃です)
活用の幅が広い「ハーブ」
野菜の一部であるハーブは、味や香りを活かして「料理・お菓子・ティー」、香りを活かして「ポプリ」、効能を活かして「化粧水・石鹸」、色素を活かして「染め物」、と暮らしの中で多様に活用できます。
上手に使えば食材の臭みを和らげたり、上品な味に仕上げたり、活用の仕方次第で料理の幅が広がるでしょう。
子供自身で食材本来の姿を見て、触って体感しながら食べてみる。それが、子供が野菜やフルーツに興味を持つきっかけとなるかも知れません。
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Profile
- ハーブコーディネーター。好きな野菜は、太陽の光をしっかり浴びて育った完熟トマト。好きなハーブは、清々しい芳香が魅力的なスイートバジル。ブログ『♪mamari生活♪』
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