アメリカで生まれた水まきロボット。水鉄砲でねらい撃ちする様子も可愛らしくて、広い庭があったらガーデニングパートナーにしたい。庭の植物の世話がとっても楽でエコに。
「Droplet」が誕生したアメリカでは、広い庭の水まきにはスプリンクラーが使われることがあります。広範囲を簡単に水まきができますが、水をあげる量を植物ごとに調整できなかったり、大量にまきすぎて無駄になってしまったり、という課題点も。
そんな課題を解決してくれるとってもスマートなロボットが、「Droplet」です。植物ごとに水をまく量を変えて無駄をへらすので、一般的なスプリンクラーに比べると最大90%も節水できるのです。大幅な節約(年間2万円以上!)にも繋がります。
さらに、”いつ、どこに、どれくらい、どうやって”水をまくかも自分で考えてくれます。10,000カ所以上の気象データをネット上で取得し、土や植物のデータベースを元に判断、最適な水まきをしてくれるのです。
開発をしたのは元マイクロソフト社のエンジニア、スティーブ(Steve Fernholz)さんです。ある日スティーブさんは母親が庭に水まきをしている様子を見て、水まきロボットを作ることを思いついたそうです。
スターウォーズに登場するR2-D2ロボットのようにどこか愛らしいのは、そんなスティーブさんの人柄も表しているからかもしれません。「Droplet」は現在アメリカのみでの販売ですが、こんなスマートな相棒がいたら頼もしいですね。
可愛らしい水まきの様子は動画で▽
All photo via Fast Company
Product: Droplet
食の知的冒険を、みんなで楽しもうよ|おうち菜園
Profile
- 「世界の菜園」「アクアポニックス」担当。好きな野菜は、ブロッコリー。